働く女性の仕事での悩みについて

ネット上に寄せられた、働く女性の仕事の悩み相談については、次の様なものでした。
今年、大学を卒業し、新入社員として中小企業に採用されたものです。
以前から憧れていた職種に希望がかない、仕事ができることになって喜んでいたのですが、
実際に仕事を始めて見ると、同時に入社した男性の同期と比べて、
差を付けられている様に感じています。
私の会社はプロジェクト制で、ひとつの案件毎に
上司が役割を決めて仕事を進めていくのですが、
私にはお茶の用意だとか、会議のための資料の
コピー取り等の雑用ばかりさせられています。
男性の同期はもっと重要な役割を与えられているのに。
仕事の合間に「女の子なんだから」等と言われるのも不愉快です。
仕事に憧れていた分、落胆が大きくて、正直もう辞めてしまいたいです。

この働く女性の仕事に関する悩みへの回答は、以下の様なものがありました。
私も同じ様な悩みや苦しみを味わいました。
私の場合は、職場での男尊女卑の考え方が根強くて、もっとあからさまに差別されました。
「女のくせに」等と嫌みを言われたり、職場の飲み会ではお酌を強制されたりしました。
酷いですよね。私の場合は、働く女性の問題を調べ、
私への仕打ちがセクシャル・ハラスメントやパワー・ハラスメントに
あたるものだと判断したので、抗議することにしました。
最初に直属の上司に伝えたのですが、握りつぶされたので、
そのさらに上の上司に「相談」という形で伝えました。
その結果、指導があったみたいで、徐々に改善されていきました。
完全になくなりはしませんでしたが。でも前よりは良くなったので、
あなたも憧れの仕事を辞めてしまう前に、アクションを起こしてみては如何ですか？

女性の仕事面での悩みでは、やはり男尊女卑の問題が尽きないようですね。
今回取り上げた回答では、意思表示というアクションが大事だという事でした。
少しずつですが、社会では仕事をする女性への理解が進んでいるので、
会社に問題提起をするだけでも、変わる部分があるかも知れませんね。